
こんにちは!今回はキャンプ初心者の方に読んで欲しい、オートキャンプ場について詳しく解説しました。
「キャンプに興味はあるけれど、テントを立てるのも道具を運ぶのも大変そう…」
そんな風に感じていませんか?実は、初めてのキャンプでも快適に楽しめる方法があるんです。
それが「オートキャンプ」です。
オートキャンプ場とは、車をそのままキャンプサイトの中まで乗り入れられるキャンプ場のこと。
テントや荷物を車からすぐ降ろせるので、重い荷物を運ぶ必要もありません。
キャンプ初心者の方でも、設営や片付けがぐっと楽になり、気軽に自然の中で過ごす時間を楽しめます。
・オートキャンプ場とは何か
・どんな特徴があるのか
・初心者でも失敗しない楽しみ方などを、実体験を交えながらわかりやすく解説していきます。
この記事を読み終える頃には、「オートキャンプってこんなに手軽なんだ」と思ってもらえるはずです。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
初めてのキャンプを不安からワクワクに変える第一歩として、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
オートキャンプ場とは
オートキャンプ場とは、車をキャンプサイト内まで乗り入れてテントを設営できるキャンプスタイルのことを指します。
日本オートキャンプ協会の定義によると、キャンプをより快適に、そして家族で安心して楽しむために整備された施設を「オートキャンプ場」と呼びます。
一般的なキャンプ場との一番の違いは、**「車を横付けできる」**という点です。
普通のキャンプ場では、駐車場からテントサイトまで重い荷物を何往復もして運ぶ必要があります。
でもオートキャンプ場なら、テントを張る場所のすぐ横に車を停めて荷物を降ろせるので、設営も撤収も驚くほどスムーズ。
最近では、電源付きサイトや温水シャワー、炊事場、トイレが清潔に整備されているキャンプ場も多く、
「自然の中で過ごしたいけど、最低限の快適さはほしい」という方にもピッタリ。
キャンプのハードルをぐっと下げてくれるのが、オートキャンプ場の大きな魅力です。
また、オートキャンプ場は安全性が高いのもポイント。
サイトごとに区画が分かれているため、他の利用者との距離を保てます。
小さな子どもが走り回っても安心して見守れる環境が整っているので、ファミリー層にも支持されています。
初心者の方にとって「キャンプ=準備が大変・不便」というイメージを変えてくれるのが、このオートキャンプスタイルです。
テントを張って焚き火を囲む――そんな憧れのキャンプ体験を、無理なく安全に楽しめる第一歩として、オートキャンプ場から始めてみるのがおすすめです。

オートキャンプ場の特徴
オートキャンプ場と言っても、その「中身」は実に多彩です。同じオートキャンプ場でも、設備の充実度やサイトの形態、周辺の環境がまったく違うことが多いです。初心者ほど事前に何があるかをチェックしておくと安心です。ここでは、実際に現地で困らないように、オートキャンプ場が持つ特徴をできるだけ具体的に説明していきます。
サイト形態の種類|区画サイトとフリーサイトの違いを理解しよう
区画がはっきり分かれた「区画サイト」は、隣と距離を保てるのでプライバシー性が高く、初心者やファミリーに人気です。区画サイトごとに「広さ」「地面の材質(芝・砂・土)」「傾斜の有無」「日当たり・木陰の有無」が違うため、キャンプの目的(焚き火中心・子どもを遊ばせたい・車で寝たい等)に合わせてサイトを選ぶことが重要です。例えば、子連れで昼寝スペースを確保したければ前室の広い区画を、車中泊で電源を使いたければ電源付き区画を、といった選び方が合理的です。
アクセスと道路事情|初心者はアクセスしやすいキャンプ場を選ぼう
場所によっては現地までの道が狭かったり、砂利や未舗装の区間が続いたりします。大きな車やキャンピングトレーラーで行く場合は、入場制限があるキャンプ場もありますから、事前にサイトの公式ページで「車両制限」「路面状況」「駐車スペースの幅」などを確認してください。特にキャンピングカーや背の高い車は、入口の木の枝や坂道、幅員の狭さで入場を断られることがあるので、車種に合わせたチェックは必須です。反対に軽自動車や小型SUVであれば、大抵のオートキャンプ場は問題なく利用できます。
予約と料金の仕組み|ハイシーズンは早めの予約がおすすめ
人気のオートキャンプ場は、ゴールデンウィークや夏休み、紅葉の時期などハイシーズンに集中して混雑します。週末・連休は早めの予約が鉄則で、キャンプ場の多くはオンライン予約システムを導入しているので、事前に空き状況を確認しておくとスムーズです。料金は「サイト料+人数料金+ゴミ処理代+電源使用料」などで構成されることが多く、電源や車一台あたりの料金がオプション扱いの場合もあります。初心者には、料金に何が含まれるか(シャワー無料か有料か、ペットは追加料金か)を事前に確認することをおすすめします。急なキャンセルポリシーもキャンプ場ごとに違うので、台風や天候リスクを考慮したキャンセル規定もチェックしておきましょう。
安全面とルール|車の移動・火の扱い・静粛時間を守ることが大切
管理人が常駐しているキャンプ場は、トラブル対応や初めての設営サポート、周辺の情報提供などを受けられるので安心ですし、火の取り扱いやペットのルール、ゴミの分別方法など、地域ごとのマナーやルールが明確に示されていることが多いです。たとえば多くの施設で直火は禁止、花火は指定の場所のみ、夜間の静粛時間が設定されている、という運用が一般的です。これらは他のキャンパーと気持ちよく過ごすための約束事ですから、初心者のうちから守る習慣をつけておきましょう。
車が乗り入れられて荷運びが楽
キャンプの大変な部分といえば、重い荷物の運搬。
オートキャンプ場では車をサイト内に停められるので、荷物をすぐそばで降ろせます。これだけで、設営準備の負担がぐっと軽くなります。
また突然の雨や夜の冷え込みなど、自然の変化にも車がすぐそばにあれば対応できます。
忘れ物を取りに行くのも簡単で、「ちょっと車の中で休憩」なんてこともできるのが嬉しいポイント。
さらには車を風よけや日陰づくりに活用できるのもオートキャンプならでは。
車の位置をうまく使えば、快適で機能的なレイアウトが作れます。
区画サイトならゆったりとしたチェックインが可能
オートキャンプ場の多くは、1区画ずつしっかりと分けられています。
そのため、他のキャンパーと距離を保ちながらのびのび過ごせるのが特徴です。
区画サイトではチェックイン・チェックアウト時間も余裕がある場合が多く、初心者でも安心して利用できます。
施設面の充実度|炊事場・トイレ・電源サイトなど初心者にうれしい設備が多い
近年のオートキャンプ場は、ただ「車が横付けできる」だけではありません。電源(AC電源)付きのサイトが用意されている場所、温水シャワーや個室トイレ、コインランドリー、売店や自動販売機が揃っている場所、さらにはレンタル品(テントや寝袋・BBQコンロなど)を借りられるところも多くあります。電源サイトは冷蔵庫や扇風機、電気毛布などを使いたいときに便利ですし、温水シャワーや清潔なトイレがあると、特に小さなお子さん連れやキャンプ初心者にとって心強い味方になります。これらの設備があると「手ぶらで行ける」「急な忘れ物にも対応できる」といったメリットが大きいので、初めて行くなら設備の整ったオートキャンプ場を選ぶと失敗が少ないです。

オートキャンプ場と普通のキャンプ場の違い
キャンプ場というと一括りにされがちですが、「オートキャンプ場」と「普通の(=一般的な)キャンプ場」には、利用のしやすさから設備、楽しみ方までいくつか大きな違いがあります。初心者が最初に知っておくと準備や当日の行動がずっとラクになるポイントを、具体例をまじえながらお話ししますね。
まず一番わかりやすい違いは「車の乗り入れ可否」です。オートキャンプ場では車をサイトのすぐ脇まで乗り入れられるため、テントやチェア、クーラーボックスといった重い荷物を車から直接運べます。これに対し、普通のキャンプ場、特に登山道やトレッキングとセットになるようなキャンプ場や一部のバックカントリー向けサイトでは、駐車場からサイトまで距離があって荷物を運ぶ必要があり、場合によっては徒歩で数十メートル〜数百メートル運ぶこともあります。結果として、オートキャンプ場は「荷物の運搬が楽=設営や撤収の負担が少ない」ため、キャンプ初心者や小さなお子さん連れのファミリーに向いています。
つぎに設備面の違いです。オートキャンプ場は近年、電源付きサイトや温水シャワー、個別の炊事棟、トイレのウォシュレット、ゴミ捨て場や売店などの利便設備が充実していることが多いです。こうした設備があると、たとえば大きなクーラーボックスや電気毛布を使った快適な車中泊ができたり、急な雨や忘れ物にも対応しやすくなります。一方で、普通のキャンプ場、特に自然を重視するタイプの場は「設備が少ない=自然により近い」代わりに自己完結力が求められます。トイレが簡素だったり水が使えなかったり、電源がないため照明や暖房は自前で用意する必要があったりします。初心者にとっては、最初は設備が整ったオートキャンプ場で基本を学び、その後に設備がシンプルなサイトに挑戦するのが安全でストレスが少ない流れです。
サイトのタイプや自由度にも違いがあります。オートキャンプ場では多くが「区画サイト」となっており、1区画ごとに車を停めてテントを張るレイアウトが決まっています。区画があることで隣との距離が保たれやすく、プライバシーや安全性も確保しやすいのが利点です。対して普通のキャンプ場の中には「フリーサイト」と呼ばれる、好きな場所にテントを張って良いタイプもあります。フリーサイトは自由度が高く、自分好みのレイアウトやグループキャンプ向けの大きな陣地を作りやすい反面、慣れていないと良い場所を見つけるのに戸惑ったり、平坦で水はけの良い場所を選べずに設営で苦労したりすることがあります。
コストと料金体系にも差があります。オートキャンプ場は充実した設備や車横付けの利便性から、サイト料がやや高めに設定されることが多いです。サイト利用料の他に電源使用料や車一台ごとの料金、ゴミ処理代が個別に加算される場合もあります。普通のキャンプ場や公共のキャンプ場は料金が抑えめのところも多く、費用を抑えてアウトドアを楽しみたい場合には魅力的です。ただし、安価なサイトほど最低限の設備しかなく、用意する持ち物や知識が多く求められる点は覚えておきましょう。
楽しみ方の幅も変わってきます。オートキャンプ場では車が近いため、重量のあるギアや調理器具、子ども用の遊具などを気兼ねなく持ち込めます。ダッチオーブンでの本格料理や、大きめの焚き火台を置いてじっくり焚き火時間を楽しむことができるのはオートキャンプの大きな魅力です。対して、普通のキャンプ場、特にバックパッキング寄りのサイトは軽量でコンパクトな装備が前提になります。そこでは「荷物を減らす工夫」や「シンプルで素早い設営」が楽しさの一つとなるので、ギアのミニマル化や自然との一体感を重視する向きにはこちらが合っています。
安全面やルールも見逃せない差です。オートキャンプ場では管理人が常駐していることが多く、初めての方でも安心して利用できるサポート体制が整っている場合が多いです。急な天候変化やケガなどがあっても対応が速く、キャンプ初心者やファミリー層にとっては心強い環境です。一方で、設備が整っているとついルールが緩みがちになり、発電機の使用やゴミ出しルールを守らないと周りに迷惑をかけてしまいます。普通のキャンプ場では自然環境を守るためのルールが厳格な場合もあり、直火の禁止、指定場所以外での花火不可など、その場のルールをよく確認する必要があります。

オートキャンプの楽しみ方|初心者でも楽しめる7つの過ごし方
オートキャンプの魅力は、車がすぐそばにあることで荷物の制限が少なく、自由なスタイルで自然を楽しめること。
テントを張るだけが目的ではなく、時間の使い方次第でいろんな楽しみ方が広がります。
ここではオートキャンプ場初心者の方でも気軽に取り入れられる、7つの楽しみ方を紹介します。
① ゆったり過ごす“何もしない贅沢時間”
キャンプというと、つい「何かをしなきゃ」と思ってしまいがちですが、
オートキャンプでは“何もしない時間”を楽しむのも立派な過ごし方です。
自然の中で風を感じながら椅子に座ってぼーっとする。これこそがキャンプの醍醐味でもあります。
車がそばにあるから安心感もあり、子どもが遊んでいる間に大人はのんびり昼寝をすることもできます。
スマホを置いて、自然の音に耳を傾けてみる――そんな時間が、心を整えてくれるんです。
② さまざまなアクティビティを楽しもう
オートキャンプ場の多くは、自然の中にありながらも設備が整っているので、アクティビティの選択肢も豊富です。
川辺のキャンプ場ならカヌーや釣り、山間部ならハイキングや自然観察。
近年では、キャンプ場内に子ども向けのアスレチックやドッグラン、レンタサイクルなどを備えた施設も増えています。
特にファミリーや初心者は「遊び」と「休憩」をバランスよく楽しむのがポイント。
1日の中でアクティビティを詰め込みすぎず、「自然の音を聞きながら昼寝する」なんて贅沢な時間も最高ですよ。
③ 大きめの焚き火台で焚き火を楽しむ
オートキャンプでは、車で運べるので大きめの焚き火台も持ち込みやすいのが魅力。
炎を眺めながらゆったり語り合う時間は、キャンプの中でも特別なひとときです。
ただし、焚き火をする際は「直火禁止」などキャンプ場ごとのルールを必ず確認しましょう。
最近では焚き火シートを使用することで地面を傷めず、安心して焚き火を楽しむことができます。
焚き火を囲んでのコーヒータイムや、マシュマロを焼く時間は、大人も子どもも笑顔になれる最高の時間です。
④ 星空観察で癒されよう
都会ではなかなか見られない満天の星空も、オートキャンプの大きな魅力。
ライトを消して空を見上げると、天の川が見えることもあります。
星座アプリを使えば、「あの光は何座?」なんて会話も自然と盛り上がります。
少し標高が高いオートキャンプ場を選ぶと、空気が澄んでいてさらに星がきれいに見えますよ。
夜風に当たりながら焚き火のそばで星空を眺める時間は、日常のストレスを忘れさせてくれます。
⑤ 朝の静けさを感じながらコーヒーを楽しむ
オートキャンプの朝は、鳥のさえずりと柔らかな光で始まります。
まだ他のキャンパーが起きていない静かな時間に、ハンドドリップで淹れるコーヒーは格別。
「キャンプで飲む一杯」が、家で飲むコーヒーとはまったく違う特別な味に感じられます。
車で持ち運びできるコーヒーセットを準備しておくと、朝のリラックスタイムがさらに充実します。
初心者でも簡単にできる“キャンプの朝時間”を楽しんでみてくださいね。
⑥ 自分だけのキャンプサイトをレイアウトする
オートキャンプの魅力のひとつに、“サイトを自分好みにカスタマイズできる”という点があります。
車をテントの横に停めて、車のサイドを風よけにしたり、カーサイドタープを広げてリビングスペースを作ったり。
テント・タープ・車・ランタンの配置を考えるだけでもワクワクします。
SNSなどで「#オートキャンプ場」や「#キャンプサイトレイアウト」を検索すると、参考になるおしゃれな配置がたくさん見つかりますよ。
自分だけの快適空間を作ることも、オートキャンプならではの楽しみ方のひとつです。
⑦ 本格的な料理に挑戦してみよう
オートキャンプの醍醐味の一つは、やっぱり“キャンプ飯”。
車が横付けできるから、重たいダッチオーブンやスキレット、ツーバーナーコンロなども気軽に持ち込めます。
例えば、朝はホットサンドメーカーで焼いたサクサクのホットサンド、夜はスキレットで作るアヒージョや、ダッチオーブンでじっくり煮込んだカレーなど。
電源付きサイトならポータブル冷蔵庫や電気ケトルも使えるので、食材管理も安心です。
普通のキャンプ場では荷物を減らすために簡易食が多くなりますが、オートキャンプなら自宅のキッチン感覚で料理を楽しめます。

オートキャンプで気を付けたいマナー5選
オートキャンプ場は、多くの人が同じ空間で自然を共有しながら過ごす場所。
誰もが気持ちよくキャンプを楽しむためには、「マナー」を守ることがとても大切です。
特にオートキャンプ初心者のうちは、知らないうちに周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。
ここでは、キャンプを安全に、そして快適に楽しむための基本的なマナーを紹介します。
① 車の移動は静かに・安全第一で
オートキャンプ場では、車を自由に使えるのが大きなメリットですが、同時に一番トラブルが起きやすい部分でもあります。
車を動かすときは、必ず周囲の人に注意し、徐行運転を徹底しましょう。
特に小さな子どもが遊んでいることが多いので、エンジンをかけたらまず「周囲を確認」。
夜間や早朝に車を動かす場合は、ライトやエンジン音にも配慮が必要です。
また、チェックイン・チェックアウトの時間帯以外は、基本的に車の移動を控えるのがマナーです。
車の出入りが多いと、砂埃や排気ガスが周囲に広がり、他のキャンパーの迷惑になることがあります。
② テント設営時のレイアウトに注意しよう
オートキャンプ場では、車とテントを同じ区画内に設営します。
そのときに重要なのが、サイトのレイアウトです。
隣のサイトに車のドアやタープがはみ出してしまうと、思わぬトラブルにつながることもあります。
また、車のドアを開けた時に相手のスペースへ音やライトが届かないようにするなど、配置の工夫も大切です。
風の通り道や地面の傾きも考慮して、
「車 → テント → 焚き火台 → タープ」のように整然とレイアウトすることで、過ごしやすく見た目も美しいサイトになります。
SNSなどで「#オートキャンプサイトレイアウト」と検索すると、実際の配置例がたくさん見つかりますよ。
③ シガーソケットや車の電源を使わない
オートキャンプ初心者がやりがちな失敗が、「車の電源をそのままキャンプ用に使ってしまう」ことです。
例えばスマホの充電や電気毛布などを車のシガーソケットから取ると、車のバッテリー上がりの原因になります。
もし電源を使いたい場合は、「AC電源付きサイト」を予約しましょう。
そうすればポータブル冷蔵庫や電気ケトルも安心して使えます。
④ アイドリングは禁止!環境にも優しく
エンジンをかけっぱなしにする「アイドリング」は、排気ガスや騒音の原因になります。
夜間はもちろん、昼間でもできるだけ避けるようにしましょう。
夏の暑さや冬の寒さ対策で車のエアコンを使いたくなる気持ちは分かりますが、
代わりに「ポータブルファン」や「湯たんぽ」「電源付きサイト」などを活用することで、快適さとマナーを両立できます。
また、エンジンをかけっぱなしで電気を取るのは騒音・排気ガスの面でもマナー違反。
夜間のアイドリングは、周囲の迷惑にもつながるため、絶対に避けましょう。
⑤ 音楽や話し声は小さめに
キャンプでは自然の音を楽しむ人も多いため、音のマナーはとても大切です。
スピーカーで音楽を流したり、大人数で盛り上がりすぎたりすると、思った以上に音が響いてしまいます。
特に夜間(21時以降)は静寂タイムとして設定しているキャンプ場も多くあります。
音楽を流す場合は自分のサイトの中だけで聞こえる程度の音量にしましょう。
また、焚き火を囲みながらのおしゃべりも、夜は少し声を落として楽しむのがマナーです。

キャンプに必要な道具一式リスト【最低限の必需品】
オートキャンプの魅力は、車で荷物を運べるので、初心者でも安心して道具を持ち込めることです。
ただ、だからといって全部持っていくと荷物がかさばりすぎて、準備や撤収が大変になってしまいます。
ここでは、**オートキャンプ初心者が「これだけあれば大丈夫」**という最低限の必需品を紹介します。
どれも、快適で安全にキャンプを楽しむために欠かせないアイテムです。
キャンプの基本装備をそろえよう
オートキャンプ初心者がまず用意すべきものは、「寝る・食べる・過ごす」の3つの要素をカバーする道具です。
車で移動するため、重さをあまり気にせずに済みますが、「コンパクトで設営しやすい」ものを選ぶとストレスがありません。
以下の表に、初心者がそろえるべき最低限のキャンプ道具リストをまとめました。
それぞれの役割やポイントもチェックしておきましょう。
| 道具名 | 用途・役割 | 選び方・ポイント |
|---|---|---|
| テント | 宿泊・休憩のメイン空間 | 組み立てが簡単なドーム型が◎。耐水圧1,500mm以上を目安に。初心者はワンタッチテントもおすすめ。 |
| タープ | 日差し・雨よけスペースを確保 | ヘキサ型またはレクタ型が定番。ポールの長さ調整がしやすいタイプを選ぶと便利。 |
| グランドシート | テント下の地面保護・防水対策 | テントサイズより少し小さめを選び、雨水が溜まらないようにする。 |
| ペグ&ペグハンマー | テントやタープの固定 | スチール製や鍛造ペグが丈夫。100円ペグは抜けやすいので注意。 |
| ランタン | 夜間の照明 | メインはLEDランタン、テーブル用に小型を追加。ガス・オイルタイプは中級者向け。 |
| テーブル | 食事・作業スペース | 折りたたみ式が便利。ロースタイル・ハイスタイルどちらかをサイトレイアウトに合わせて選ぶ。 |
| チェア | くつろぎスペース | 背もたれ付きで安定感のあるものを。車移動なら重さより座り心地重視でOK。 |
| 寝具(シュラフ・マット) | 睡眠の快適性を確保 | 春〜秋は封筒型シュラフ、冬はマミー型を。下にはインナーマット+銀マットで断熱を。 |
| クーラーボックス | 食材・飲み物の保冷 | 2泊ならハードタイプが安心。氷や保冷剤も忘れずに。 |
| 調理器具(バーナー・クッカーなど) | 料理を楽しむために必須 | カセットガス式のシングルバーナーが安全で扱いやすい。クッカーは軽くてスタッキングできるものが◎。 |
| 食器・カトラリー | 食事に必要なアイテム | ステンレス・メラミン製など割れにくいものを。人数分+予備1セットがあると安心。 |
| 焚き火台 | 焚き火・調理・暖房に使用 | 直火禁止のキャンプ場が多いので必須。収納性・安定性を重視して選ぶ。 |
| 炭・着火剤・トング | 焚き火やBBQ用の消耗品 | 着火剤があると初心者でも楽に火起こしできる。炭トング・火ばさみもセットで。 |
初心者が道具を選ぶときのポイント
オートキャンプ初心者がやりがちなのは、「見た目がかっこいい」「SNSで人気」という理由だけで道具を買ってしまうことです。
もちろん見た目も大事ですが、設営が簡単で扱いやすいものを優先して選びましょう。
たとえばテントなら、ワンタッチ式やポールが色分けされているタイプを選ぶと、設営時間を半分以下にできます。
また、道具は一度に全部そろえる必要はありません。
最初はレンタルで試してから購入するのもおすすめです。
▶️【内部リンク】「キャンプ初心者のためのレンタル活用ガイド」
信頼できるレンタルサービスとしては、
【hinataストア】 や CAMP HACKレンタル なども人気です。
忘れがちだけどあると便利な持ち物
オートキャンプは車で行けるため、少し余裕をもって荷物を積めます。
そこで、快適さをぐっと上げてくれる便利アイテムもいくつか紹介します。
・延長コード(電源サイト利用時)
・ポータブル扇風機 or 電気毛布(季節対策)
・蚊取り線香や虫除けスプレー
・ウェットティッシュ、キッチンペーパー
・ゴミ袋(多めに)
こういった小物があるだけで、現地での快適さがまるで変わります。
安全面にも気を配ろう
キャンプは自然の中で行うアクティビティなので、安全対策も大切です。
特に焚き火や調理中の事故は、初心者が最も注意したいポイント。
耐熱グローブや消火用のバケツを用意しておくことで、
「もしも」のときにも冷静に対応できます。
また、夜は段差やペグに足を引っかけやすいので、
夜間でも歩きやすいサンダルやヘッドライトがあると安心です。

まとめ|初心者でも安心して始められるオートキャンプの世界へ
いかがでしたか?
この記事では、オートキャンプ場初心者の方が安心してキャンプを始められるように、基本からマナー、楽しみ方、必要な道具までを詳しく解説しました。
オートキャンプの一番の魅力は、車を使って手軽に自然の中へ飛び込めること。
重い荷物を運ぶ心配も少なく、ファミリーやキャンプ初心者でも快適に過ごせます。
また、テントの設営や焚き火、外で食べるご飯など、非日常の体験を通して「自然と向き合う楽しさ」を味わえるのがオートキャンプの魅力です。
キャンプを楽しむうえで大切なのは、「完璧にやろう」と思いすぎないこと。
最初は最低限の道具をそろえて、小さく始めても大丈夫です。最初はレンタルサービスを利用するのもOK!
少しずつ自分に合ったキャンプスタイルを見つけていけば、きっと毎回のキャンプが特別な思い出になります。
そして、マナーを守って自然を大切にすることも忘れずに。
オートキャンプ場は、みんなで共有するアウトドア空間です。
静かな時間や澄んだ空気を守るためにも、「思いやりのあるキャンパー」になれると素敵ですね。
次の週末は、ぜひ気になるオートキャンプ場をチェックしてみてください。
自然の中で過ごす時間が、あなたの心をきっとリセットしてくれるはずです。








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